11月22日から25日までの日程で、第11回支援バスを運行しました。
今回の参加者は12名(男性7名・女性5名)。
今回はバスと乗用車の2台に分かれての運行になりました。83歳というこれまでの最高齢の参加者を乗せた乗用車は、
22日の朝出発しその日の内に現地に入りました。
本隊の小型バスの方は22日午後7時半に掛川市役所を出発し、途中伊豆の松崎町からの参加者と沼津で合流した後、交
流先の岩手県陸前高田市に向かいました。
行きの高速道路は順調に流れており、翌朝23日7時半過ぎに長部漁村センターに到着しました。
朝食の後、早速長部漁村センターの会場準備をしたり、掛川名物の「いも汁」を調理したり、交流会のゲストのお迎えの準備をしました、新調した会の幟や「掛川いも汁」「桜えび」の幟を準備します
由比のお店から桜エビと幟も提供いただきました 恒例となった、長部の皆様と調理を行いました
厨房でいも汁などの料理が進行していく中、早めに来場された皆様と大広間で紙芝居を楽しんだり、玄関先では来場者
の皆様が持ってこられた包丁などの刃物研ぎなどを行なっていました。
紙芝居で交流を深めます グラインダーで本格的な刃物研ぎ
芋汁をメインとした昼食会が始まりました、由比から提供いただいたサクラエビと使ったかき揚げもテーブルを飾りま
す、静岡らしい食材を使った昼食となりました。
作業の手を止め、来場者の皆様と食卓へ 配膳係は《お代わり》を運ぶので休めません
年末が近いということで昼食後は、しめ縄飾りを参加者の皆様と静岡から持参した稲わらを使い、長部の皆様と楽しく
作りました、静岡と岩手の作り方の違いも分かり、笑い声が絶えない作業となりました。
駐車場には石焼芋の車も到着し、3時の休憩に花を添えます。
しめ縄飾り作りも順調に ワンボックス車で焼芋サービスです
出来上がったしめ縄飾りは、各自の家に持ち帰り飾っていただきます、日頃から活動場所や宿泊の提供で、お世話になっている長部漁村センター様にも、事務所に飾っていただきました。
きれいに出来上がりました 漁村センターの事務所に
2日目の24日は、陸前高田市有形文化財に指定されている閑董院宥健尊師堂を見学させて頂きました、宥健法印は 疫病に苦しむ人々を救おうと元和6年(1620)に鎮護国家、悪疫退散を願い自ら洞窟に入り、食を絶ち、読経を続けて 即身成仏された人だそうです。
午後からは、けせんぬま災害FM局様に、被災当時から現在までの活動や問題点など学習させていただくため訪問し
交流させていただきました。
閑董院宥健尊師堂 けせんぬま災害FM局スタッフの皆様と
支援バス出発前に、会員が三ヶ日町に出向き収穫したミカンを、長部地区の皆様にお渡ししました。
正月には、ちょうど食べごろになっているはずです、仮設住宅の皆様にも少しずつではありますが配らせていただきまし
た、早く自宅で正月が迎えられるようになるといいですね。
代表者様にミカンとしめ縄飾りをお渡ししました
漁村センター前の記念撮影です