より効果的な被災地支援活動を行う目的と併せ、掛川市が推進する【 協 働 】を具現するため、NPO法人WAKU
WAKU西郷さんと協働運行者となり、名称も支援バスを改め、岩手掛川交流団とし新たな運行を開始しました。
8月19日20時掛川市役所を出発、富士市と八王子市から途中参加者が加わり総勢21名の支援スタッフが翌20日
07時30分長部漁村センターに到着しました。
支援物資や手荷物を降し小休止後、遠野市後方支援資料館に学習目的のため向かいました。
10時少し前に資料館に到着、まずは遠野市消防署2階会議室で大震災当時の行政の救護活動やその後の沿岸地域へ行っ
た後方支援を、市総務部長(防災危機管理課長):荻野優様 ・ 危機管理官:阿部勝彦様 ・ 消防長:小時田光行様
からうかがい大変参考になりました、最後の質疑応答では予定時間を大幅に超えるハプニングもうれしい誤算でした。
参加者のため遠野市様が用意していただいた資料 市職員3名のプレゼンに聞き入る参加者の皆さん
午後1時から場所を移し、遠野市ものがたりの館の一画を借用し来場者や近隣の皆様に掛川から持参した冷茶サービスをさせて頂きました。
6年前、被災直後に沿岸部の宿泊環境が整わないなか、市内の公民館をボランティアのために開放していただき、自身
も被災者でありながら後方支援を行っていただいた、遠野市のみなさまのお役に立てるよう、掛川特産の冷茶で観光客の
皆様に精いっぱいのサービスをさせて頂きました。
民話の里らしい入口です 茶娘の衣装で冷茶のサービス 職員との交流も話がはずみます
活動日2日目21日、陸前高田市一本松茶屋の駐車場で、チャリティー掛川物産販売と昨日に続いて、冷茶サービスを
行いました、売上金は全額新しくできる図書館を管理する陸前高田市に翌日お渡しする予定です。
風もなくテント張は楽でした 多くのお客さんに来ていただきました 今回第1号のお客様
近くの店員さんもお客さんに 無事完売し、お客さんも一緒に記念撮影です
活動最終日の22日、長部住民皆様との朝食会の準備で学生さんたちが大活躍、皆さんの手際の良さには驚きました。
仮設住宅の居住者も徐々に減り、新しい旅立ちを喜ばなければいけないのでしょうが、朝食会の席も空きが多くなり少し
の寂しさも・・・。
みんなで朝食の準備をします 参加者の減少が復興の進捗と比例している事を願います
漁村センター大広間、朝食会参加者全員で記念撮影
10時、陸前高田市役所に移動し、昨日のチャリティー物産展売上金60.994円を、担当である教育委員会担当者様に
お渡しし、併せて陸前高田の現状をお話しいただきました。
午後、大船渡に移動し以前から親交のあるFMねまらいん(旧名 大船渡災害FM)局を訪ね、開局当時の苦労や現在
の大船渡市の現状を学習させていただき、16時30分今回の活動を終了しました。
陸前高田市役所で売上金の受け渡し FM局で情報発信についての学習会