今回の参加者は24名。約半数の11名が第1回のリピーターの方です。女性が5名、会員は9名です。
出発に先立ち、磐田市のライブハウス「磐田FMステージ」チャリティコンサートの収益金で購入した陸前高田市への支援物資
(電卓12台)を、コンサート主催者の大庭諒司氏よりお預かりしました。
バスは足柄SAをはじめ途中2時間ごとにサービスエリアでトイレ休憩を取り、東北自動車道の一関ICで高速を降り、約11時
間かけ7日朝7時過ぎに陸前高田市長部地区の漁村センターに到着しました。
途中、東北道・一関インター近くから前夜の雪でうっすらと道路わきが白くなっており、一関インターから太平洋岸側に向かう
千厫峠は凍結して地元の車もまばらに行き会う状況でした。
道路わきに昨夜の残雪 (一関インター出口) 千厫峠の路面は凍結
7日朝宿舎となる漁村センターに到着し、各自の持ち物をバスから降ろし、朝食を済ませた後作業着に着替え、8時過ぎに早速
漁港に向かいました。
港では既に青いシートの上にワカメが水揚げされており、地元の方たちが10数人で作業を始めておられました。
バスから降りた参加者は朝礼を行ない、広田湾漁業組合気仙支所の菅野豊二養殖組合長から挨拶に次いで、メカブ(若布蕪)と
茎ワカメを切り分ける選別作業の指導を受けて、それぞれ持ち場について作業を開始しました。
作業中は太陽が出ている時間は多かったのですが、常に海から冷たい風が吹きつけ、時折暗雲が太陽をさえぎって雪も降ってくる
といった具合で、寒さとの戦いにもなりました。
この日の作業は7トンほどを処理をして、午後1時半ほどで終了しました。通常は1日に4トンほどの処理をするとのことで、大
いに戦力になったと喜んでもらえました。
船からフォクリフトを使ってワカメの水揚 漁師さんに教わりながら選別作業です
持参した掛川茶でしばし休憩を 漁協の皆さんも、掛川茶の接待で休憩です
湯通し作業も力仕事です 隅に沈んだワカメも丁寧にザルの中へ
作業2日目の8日は作業を2班に分け、前日と同じくワカメの収穫作業と、漁港周辺の清掃作業も行いました。
いまだに震災時の浮遊物が流れ着いており、当時を思い出させるものや、写真もありましたので、宿泊場所にお願いし担当部署に
届けていただきました。
少し作業に慣れてきました 本日の成果です
浜辺で清掃作業中 拾得物の写真やカメラ身分証も・・・
長部漁村センター前で、寒さに震えながらの記念撮影でした