第3回支援バス (平成24年4月6日~9日)

今回の参加者は24名。約半数の11名が第1回のリピーターの方です。女性が5名、会員は9名です。

出発に先立ち、磐田市のライブハウス「磐田FMステージ」チャリティコンサートの収益金で購入した陸前高田市への支援物資 

(電卓12台)を、コンサート主催者の大庭諒司氏よりお預かりしました。

バスは足柄SAをはじめ途中2時間ごとにサービスエリアでトイレ休憩を取り、東北自動車道の一関ICで高速を降り、約11時

間かけ7日朝7時過ぎに陸前高田市長部地区の漁村センターに到着しました。

途中、東北道・一関インター近くから前夜の雪でうっすらと道路わきが白くなっており、一関インターから太平洋岸側に向かう 

千厫峠は凍結して地元の車もまばらに行き会う状況でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        道路わきに昨夜の残雪 (一関インター出口)         千厫峠の路面は凍結      

 

 7日朝宿舎となる漁村センターに到着し、各自の持ち物をバスから降ろし、朝食を済ませた後作業着に着替え、8時過ぎに早速

漁港に向かいました。

 港では既に青いシートの上にワカメが水揚げされており、地元の方たちが10数人で作業を始めておられました。

バスから降りた参加者は朝礼を行ない、広田湾漁業組合気仙支所の菅野豊二養殖組合長から挨拶に次いで、メカブ(若布蕪)と 

茎ワカメを切り分ける選別作業の指導を受けて、それぞれ持ち場について作業を開始しました。

作業中は太陽が出ている時間は多かったのですが、常に海から冷たい風が吹きつけ、時折暗雲が太陽をさえぎって雪も降ってくる

といった具合で、寒さとの戦いにもなりました。

この日の作業は7トンほどを処理をして、午後1時半ほどで終了しました。通常は1日に4トンほどの処理をするとのことで、大

いに戦力になったと喜んでもらえました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       船からフォクリフトを使ってワカメの水揚            漁師さんに教わりながら選別作業です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      持参した掛川茶でしばし休憩を                漁協の皆さんも、掛川茶の接待で休憩です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       湯通し作業も力仕事です                隅に沈んだワカメも丁寧にザルの中へ

 

 

  作業2日目の8日は作業を2班に分け、前日と同じくワカメの収穫作業と、漁港周辺の清掃作業も行いました。

いまだに震災時の浮遊物が流れ着いており、当時を思い出させるものや、写真もありましたので、宿泊場所にお願いし担当部署に

届けていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       少し作業に慣れてきました                      本日の成果です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          浜辺で清掃作業中                   拾得物の写真やカメラ身分証も・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

              長部漁村センター前で、寒さに震えながらの記念撮影でした


2012年04月12日